アンチ人間再来週からがんばる日記はじめるピョン

アンチ人間(お笑い芸人)の妄言にあふれた日記+レビューです。

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4月10日、ももいろクローバーコンサート2部、早見あかり卒業公演について

一部を8列目で見れたということとあまりにも圧倒的な熱量と圧倒的なバカバカさが均衡した奇跡のコントラスト。
人生が変わるくらいのお金、宝くじでもいい、100万馬券当選でもいい、とにかく生活を一変させるとなると通常は100万円以上の札束がいっぺんになければいけないが、5500円の木戸銭でいっぺんに脳内リカバリが行われてしまうとは。

完全に高揚を通り越して、麻痺の領域のまま会場の外に放り出された私は、自分を冷ますために、覚ますために中野のドンキで酒を買おうとしたらその道中で芸人の湯川セイントセイヤさん、嵐山さんと会った。
気分の高揚、ももクロが今、我々ドブ芸人モグラ芸人の聖地中野で歴史を変えて未来へ進んだということを伝えようとするも、まったくうんともすんとも言わない。
これだからモグラ芸人は…。
深い失望、芸人なのにももクロちゃんの話に真に耳を貸してくれない2人に傷心した私は自身を癒そうと、これまた中野ブロードウェーにあるでおなじみの中野ロープウェーに行く。
店主はれにヲタであのえび中ぁいぁいがご来店したでおなじみのロープウェーでしばし歓談。
湯川さんがロープウェーでTシャツを買ってくれたので、さっきのももクロ興味ない無礼は許すことにしました。

ももクロライブはどこか酒に寛容な空気がある。
ツアーのファイナルはほとんどお酒を飲みながら、しかもなぜかももクロちゃんと乾杯までしたりと、酒がなければ盛り上がれないのか?いや違う、酒を許してくれる寛容さに惚れて飲んでいるんだという言い訳を100通り頭の中で完成させていざ、再びの中野サンプラザへ。


1部と2部は違う。2部は早見あかりの卒業ライブだ。
わかっていた。わかっていたけどここまで違うとは。




暗転とともに煽りVが始まった。
ゆったりとした音楽をバックに笑顔のあかりんが次々と映し出されていく、それを見てすでに「やめてくれ」という悲痛なファンの叫びが、それぞれのヲタのあかりんとの思い出が心から漏れ出ているんじゃないかという空間、しかし声援も空気の読めない罵声もなく静かにモニターを注視するヲタたち。
最後にナレーションで「早見あかり、ファイナル!」と人類最強を決める日のプライドGP決勝戦のような荘厳さでいざオーバーチュアーに突入。

暗闇にわく色とりどりのサイリウム。どこの現場でもおなじみの風景だが、やはり「早見あかり卒業公演」という心理的効果で荘厳な空間にいることを実感させてくれた。

暗闇があけるとステージにはももパンの衣装の6人が。
円陣を組んで気合を入れようとすると、流れてくる名曲「ももいろパンチ」。
私はももいろパンチを初めて聞いたのはバイト中の渋谷のオーロラビジョンだった。
B級感丸出しの安上がりなPV。しかし両手を広げて動き回る、まだ名も知らぬ少女たちに胸がときめいたあの早朝をいまだに忘れていない。
ということは、やはりももいろクローバーがあの時点でものすごい輝きを発していたのだろう。
そして磨きに磨かれたその原石は、今ではポストPerfume、NEXT AKBという称号を得るまで成長した成長しまくったももクロことももいろクローバー。
ついこの間まで100ミリシーベルトって単位だったのに急に63万テラシーベルトって単位が出てきて国民がひっくり返ったかのような、テラってw、京ってw、不謹慎覚悟で「w」ってつけたくなるような単位が出てきたような、それくらいの急速ビックバンである!

CDデビューシングルのももパンを1曲目に、怒涛のシングルラッシュ、が続く。

途中CS番組の告知をはさみながら衣装チェンジをしてMCを軽くはさんで次のブロックへ。名曲を連発していく。
またCS番組の告知が入る。
そして告知映像明けに、あの名曲、『Chai Maxx』が始まる。
サビ終わりに「プロレスLOVE」のポーズが入る、随所にドリフ要素が取り入れられている、私なりの解釈だと「エンターテイメントはすでに70年代にドリフトプロレスが完成させている」という裏メッセージが込められているのかな?と思うようなチャイマックスという名曲。

今現在、ももクロ楽曲の中ではAKBでいうところの「チームB推し」に位置する、A面曲じゃないけど超イイ曲、1位にはなれないけど最強の盛り上がり楽曲という位置づけのチャイマックスは、ただ流れているだけでMAXの盛り上がりが約束されている。

しかし・・・
チャイマックス最中にまたも煙幕が・・・
ステージ裏から神無月さんが2度目の登場。
あの膝が悪い歩き方でゆうゆうとももクロに近づいてくる、黒い影、否、黒いスパッツの影。
さあ、もう一度、7人そろって「プロレスLOVEポーズ」を魅せてくれ!

…ブツ…

ジャーン

突如荒々しいギターサウンドが荒々しくチャイマックスに割り込んできた。
地獄のエフェクト、地獄のギターチューンが鳴り響く中…
地底、文字どおり地の獄、プロレス鬼が島からやってきた、闘魂三銃士センターの

武藤敬司の入場だ!

2階席からでもわかる、肉体、カリスマ、はげっぷり!!
本物の武藤敬二がももクロの前に現れたのである。

曲が終わると、あの軟弱な「LOVE注入」などとは比べ物にならない、本物が次代の本物へ伝承するための儀式、「プロレスLOVE注入」の儀式が行われたのである。
ももクロメンバー全員に武藤が「プロレスLOVE」でキッスをしていく。
受け取ったほうは軽快に「プロレスLOVE」になり舞台で固定していく。
会場には怒涛の、怒号の、アイドル現場にふさわしい、男の漢のヲトコたちのしゃがれにしゃがれた声怒鳴り声で会場が満たされていった。
「武藤」「武藤」「武藤」「武藤」「武藤」
男は馬鹿である、だからももクロから早見あかりが卒業することを許したのだ。
あの100キロ超の肉体から50キロ未満の肉体にプロレスLOVEが注入される瞬間を目撃した自分はえらい気がしたよ。

その後もフルマックスで曲をこなしていくももいろクローバー。

実は私の中で不満がなかったわけではない。

OPのももいろパンチはやっぱり円陣の途中でイントロをかけるのではなく、きっちり昔のように、レニちゃんが「命」のポーズで30秒プルプルしているのを見たかったし、合間合間の告知Vの最中にヲタの筋肉が冷めてゆき、どうしてもテンションをキープすることができない感じだった。
やはり、一部は演出は特別すぎた…。

などと思っていた。

気づくとメンバーはマイクを手に舞台中央に移っていた。

卒業セレモニーの始まりである。

幾多のアイドルが、国民的アイドルから地下アイドル、無名カスアイドルたちがそれぞれのステージで繰り広げてきたであろうアイドルがユニットから卒業するという卒業セレモニー。

言ってしまえばよくあること。
早見あかりがももクロを卒業、というただそれだけのこと。
ももいろクローバーが好きな人に向けたももいろクローバー早見あかりの卒業式。

百田夏菜子から玉井詩織、佐々木彩夏、高城れに、有安杏果とそれぞれあかりんへの送辞を述べていく。
それをうけて今度は早見あかりが有安、高城、佐々木、玉井、百田へ答辞を述べていく。

うん。それは普通のあるある、とでもいうべきか、普通の卒業コンサートである。

しかし・・・

この日違ったのは

あきらかに、他のアイドルの卒業ライブと違ったのは

プロレス風に言えば

「時間無制限一本勝負を行います!!」

というもの。

18時開始のコンサートの実に55分以上が卒業メッセージだった…。

卒業とは次へのステップ。
卒業とは新たなる旅立ち。
新たな道へ一歩を踏み出す偉大な行為なのだ。
そうネガティブなことばかりではない。
…という言葉にだまされていないか??

二度と、今世紀も来世紀も、来世でも。ももいろクローバーの早見あかりを見ることができなくなる日、それが卒業公演なんだぞ!

大人ななら「がんばれよ」と一言言って涙をぬぐえばいい、なんてことは嘘だ!
全部が全部、中野サンプラザで吐き出してくれなければヲタは後の人生を生きていけるわけがない、だってももクロは早見あかりがいなければいけないグループだったんだから。

高城れには百田夏菜子は有安杏果は佐々木彩花は玉井詩織は一言も漏れることなく早見あかりへ伝えなければいけない!
早見あかりは高城れにと百田夏菜子と有安杏果と佐々木彩花と玉井詩織に思いを伝えなければいけない、ただのコンマ一文字、半角一文字すら漏れることなくしゃべってもらわなければいけないのだ。

だから…
「いつまで続くんだよ、この卒業のやりとりは」
と思った人はあの日2部公演に入った人では一人もいないだろう。
だれもが「計画停電は今日この日のためだったんだ。このまま終わらずに全員が終電を逃しても歩いて帰ればいい」と思っただろう。


わたしはこう名づける。
「ももクロ問答」
この50分以上におよぶことになった10代少女たちの涙が先か鼻水が先かよくわからなくなった号泣問答は本当に感動した。
アイドル史に輝く、問答。


残念ながら私の稚拙な筆記能力では彼女たちが何を言って何で感動していたのかせいかくに伝えることができない。

ただ…
10代の少女が完璧な起承転結の思い出話をした時、四捨五入すると30歳の男児たちの涙腺がどのようなことになるのかは想像に難くないだろう。

メンバーがもう泣きに泣いてダメな中、我々ヲタがもっとだめななか、次の曲へ。
モニターには「サイリウムを振ってください」 の文字。
会場が青白いサイリウムで一瞬で染まっていく。
そしてももクロは、否、早見以外のももクロが、歌詞をつむいでいく、古参も新規も知らない歌の歌詞を、しかし、意味はわかる、早見あかりへの感謝を述べた歌詞であることは2200人がわかる、そんな状況でモニターにはももパン、未来へススメ、怪盗少女、ピンキージョーンズ、ミライボウルと歴代の「早見あかり」が映し出されていく、この悲しさたるや、荘厳さたるや、純潔さたるや、神々しさたるや。
なぜ人は泣く、有史以来泣き続けてきたのだろう、今日この日のために、ももクロのために人類は涙腺を発達してきたのです。

BUBUKAとかの叩きじゃないですけど、ロマン優光の文章にしてもだれの文章にしてもメンバーの言葉に比べたら1マイクロシーベルトほどの感動もありません。
あの感動は映像で見てください、メンバーの言葉とメンバーが歌った歌を。

ただ、僕たち大の大人は100mlの涙を流した公演だった。


アンコールでは「ツヨクツヨク」と「あの空へ向かって」。
「世界のももクロNo1」というコールがこんなに心地よく聞こえてくる日がくるとは…

世界のーももクロはーナンバー1なんーですーよー!

カーテンコール。
いつのまにかバックは未来を彷彿させる青空の絵になっていた。
早見あかりはメンバー一人ひとりにマイクを通さずに声をかけて抱き合う。
別れを告げられたメンバーは青空のかなたへと消えてゆく。

そして
最後に残された早見あかりは
マイクを放棄して地声で

「ありがとうございました」

と中野サンプラザに力強い声を響かせた。

すると早見あかりはゆっくりとステージから見えないところに降りてゆく。
ももクロとは違う「道」を選んだ早見あかりは同じ場所に行くことは許されなかったのだ。



以上。



ももクロ問答。
アイドル史に残るのではないかという、まきなし空気読みなし未成年だから21時に撤収もなしという、グレーゾーンをくぐりながら、ヲタは全員終電を逃すことを覚悟したあの瞬間を共有できたあのライブ。
本当にスゴいものを見てしまったという感嘆の言葉しか出なかった。


最後の最後、映像を見ながら早見あかりのいなくなるももクロに郷愁を感じているとモニターに


『Z』


次回、もういいや!アンチッチ、17日のえび中を満喫してやるの巻


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  1. 2011/04/16(土) 19:35:56|
  2. ももクロ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5

コメント

なんか凄いっすねww

なんか凄いっすw 今日のDJイベントも面白かったっす^^
  1. 2011/09/04(日) 02:24:25 |
  2. URL |
  3. ジュン #-
  4. [ 編集]

彩花…?
オーバーチュアー…?
  1. 2013/03/19(火) 21:20:35 |
  2. URL |
  3. #-
  4. [ 編集]

Re: タイトルなし

> 彩花…?
> オーバーチュアー…?

なんだこら??
かすモノノフの分際で揚げ足取りか?
なにがいいてーんだよ
  1. 2013/03/20(水) 00:56:10 |
  2. URL |
  3. アンチ人間 #-
  4. [ 編集]

モノノフ改め出遅れた君たちはうりゃおいだけ言ってろ
  1. 2013/03/20(水) 01:05:48 |
  2. URL |
  3. アンチ人間 #-
  4. [ 編集]

すごい文才ですね。
感動しました。
映像なくても十分伝わりました。
感謝!
それにしても武藤うらやましいな、ももクロにチューできて。
  1. 2013/03/23(土) 20:14:58 |
  2. URL |
  3. 世界のももクロNo.1 #-
  4. [ 編集]

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